学部長あいさつ 看護学部

学部長あいさつ

看護学部長 石原 多佳子

少子高齢化が進み、治す医療から、治し支える医療に、加えて予防・健康増進へシフトし、看護に求められる役割も拡大しています。看護師の活躍の場は大きく広がり、看護の対象も国民全体へと広がっています。次世代の看護師に求められる能力は、多職種と連携・協働しながら自ら判断し決定する力です。そこで本学部では、シミュレーション教育や教育学部との合同演習、各専門職と連携し、相手の考えを受け止めたうえで意見を発信できるコミュニケーションスキルの向上、さらに学年を越えて「伝える・教える」ことを共に学び合う実践演習などの取り組みにも力を入れています。また講義、演習、実習と段階を踏んで、他者を理解し、人を尊重し、それを看護にどう活かすかを学びます。人として視野を大きく広げ、自分の看護観を確立してほしいと願っています。