20年前には予測すらできなかったFinTechの時代。
IoT※技術は、暮らしをどこまで変えていくのか?
最近、各種のメディアをとおして「FinTech(フィンテック)」という言葉が登場する機会が増えています。フィンテックとは、金融を意味する「Finance(ファイナンス)」と、技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、日本では金融とITの融合として一般にも認知されつつあります。すでに多くの人が利用している電子マネーも仮想通貨もこのFinTechです。今後はIoT技術やAI(人工知能)のさらなる発展とともに、グローバルな新しい金融システムが既存の金融商品やサービスに取って代わると考えられています。また、AIの台頭によって、人間の仕事が大きく減るとも言われています。しかし、どれほど進化したAIも、新しいものを生み出す能力、一歩先を見て物事に対応する能力という面では、人間を超えることができません。
本学部が目指しているのが、この一歩先んじて自主的に行動できる人材の育成です。課題に直面したとき、どういうアプローチでどのように解決するかを考え、行動できる人材。新しいアイデアを思いついたとき、それを実現するために自分から動ける人材を育成するために、経済、経営、情報の学びを融合させることで、現代社会にフィットした幅広い知識と、時代が求めるビジネスの能力が身に付く教育を実践しています。また、本学部では高度なデータ分析を行い、問題解決を図るデータサイエンス領域も備え、論理的思考力を養うこともできます。学生に期待するのは、予測できない未来をつくりだす人材になってくれること。チャンスは、すべての学生にあると考えています。