お知らせ

DX教育・業務改善アワード2024を実施しました

令和7年2月26日、DX推進センター主催の「DX教育・業務改善アワード2024」において、各賞の受賞者を発表しました。
この取組は、教育職員が各分野において成果を上げたDX による教育改善に対し、コンペティションを実施し、優れた取組を表彰するもので、取組の成果を大学全体で共有することで、DX推進を自分事化し、他分野への応用や気づきを促進、またDXによる教育・業務の活性化を図ることを目的に実施しました。
応募対象は、本学(大学・短期大学部)の教育職員及び事務職員とし、教育改善部門、業務改善部門の2部門において、①改善の効果が定量的に測定できること、②改善が他者や他の業務にも応用できることを主な審査基準としました。

受賞者及び取組を紹介いたします。


業務(事務)部門

 『金賞』 河村 信弥 さん

〈取組のテーマ〉 『羽島教務課のペーパーレス化の取組』

〈取組のきっかけ〉
 所属部署での業務は依然として紙媒体を使用した調査や確認が多く、とても煩雑で作業量も多く、事務分掌はあるものの属人化してしまい、事務作業ながら誰もが簡単に手を付けることが、難しくなっていた。そこにDXを取り入れることで改善を図った。

〈取組おいて工夫した点〉
取り組みの目的として、一つの作業にかける時間を削減できること、効率化できること、紙媒体を廃止することを前提に行い、従来の方法に見切りをつけた改善に取り組んだ。また容易に引継ぎができるシステムの構築を心掛けた。

〈受賞コメント〉
今回取り組んだDXの取り組みは学内システム(UNIPA)を使用したものが主です。普段から使用しているシステムの可能性を見出しながら、DXによる業務改善に活かすことができたことは、多くの事務職員にとって励みになることと思います。

『銀賞』 野倉 沙弥架 さん

〈取組のテーマ〉 『電子署名による海外研修参加手続きのデジタル化』

〈取組のきっかけ〉
海外研修の誓約書類は手書きで提出しており、書類受取に時間と労力がかかっていました。効率化を考えていたところ、上司から「オンラインでの書類授受を検討しよう」とお声がけいただいたことが取組のきっかけとなりました。

〈取組おいて工夫した点〉
手作業での書類授受をなくし、提出と同時に書類のコピーが学生に送信され、内容確認や参照が可能になりました。また、初めての電子書類授受に戸惑わないよう、操作マニュアルを作成しました。

〈受賞コメント〉
このたびは身に余る賞をいただき、誠にありがとうございます。課内で喜びを共有したいと思います。小さな取組ではありますが、今後もツールを活用して改善を検討していきたいと考えています。

『奨励賞』 Aさん

〈取組のテーマ〉 『GASGoogle Apps Script)を活用した連絡業務効率化の取組』

〈取組のきっかけ〉
システムから出張旅費の振込額等をメール送信する内容は、出張毎でなく複数あると明細が不明です。紙で出張内容や振込額の明細を受け取った人がこっちの方がいい。と言っていたことが取り組むきっかけになりました。

〈取組おいて工夫した点〉
二重でメール送信しないように「連絡日」の列を設け、行の選択間違いをなくすため行毎で色を変える書式設定をし、作業工数を少しでも減らすためにファイルを開くと自動で最終行にカーソルが移動するようにしました。

〈受賞コメント〉
光栄な賞をいただき、大変、嬉しく思っております。 特に専門的知識はありませんが、今まで業務に携わった方々が残したファイルを生かして、このようなものがあったらいいな。という思いが形にできてよかったです。


このページの内容に関するお問い合わせ先

DX推進センター事務室
TEL:058-279-6710