お知らせ
学長年頭挨拶
新年明けましておめでとうございます。新春を迎え、本年が皆様にとりまして、素晴らしい年となりますよう、心から念じ申し上げます。
さて、本学の教育学部、外国語学部、経済情報学部、看護学部、人文学部(令和7年4月設置)並びに短期大学部においては、一層高度な教育・研究を推進するとともに特に以下の四つの点について重点的に支援してまいります。
一点目は、本年4月から人文学部を設置し、これまでの外国語学部において築き上げた英米文化、英米文学、英語コミュニケーションの学びに、日本語、日本文化、日本文学、歴史、地理の学びを新たに加え、英語英米文化専攻・日本語日本文化専攻・歴史地理専攻の三専攻へと充実を図ります。言語に加えてデジタルを活用した対話を通して、互いの文化の相違を理解し、良好な関係を築くこと、日本の文化と伝統並びに岐阜を中心とした歴史と地理を深く学ぶことを目指します。そして人々と協働しAIと共存できる新たな価値観を創造することができる人材の養成をめざしてまいります。
二点目は、本年4月から教育学部学校教育課程の「保育専修」から「保育初等教育専修」に名称を変更し、幼保小連携を重視した学びを新たに加えるとともに、「幼保小架け橋ティーチャー」の称号とオープンバッジを授与いたします。さらに、今話題の非認知能力の育成に資する教育力の獲得を目的とします。
三点目は、令和8年4月看護学部シミュレーションセンター(設置構想中)の設置に向けて準備を進める重要な年となります。本学が保有する高度シミュレーターを活用し、「学ぶ過程の中でうまくいかなかったことを振り返ることで知識や技能をより深く学ぶ」主体的な教育としてのシミュレーション教育を学部全体で積極的に取り組んでまいります。また、中小規模の病院における特定行為研修施設としての利活用も検討してまいります。
最後は、経済情報学部においては、数理・データサイエンスAI教育の充実を進めており、文部科学省から既に認定を受けている「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に加えて、さらに上の「(応用基礎レベル)」の令和8年度認定をめざし、準備を進めてまいります。
令和7年、本学は教育・研究・社会貢献の各分野において、教職協働で一層充実邁進してまいります。本年も皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。
岐阜聖徳学園大学
岐阜聖徳学園大学短期大学部
学長 観 山 正 見
このページの内容に関するお問い合わせ先
学長室
TEL:058-279-6710