お知らせ

特別支援学校の生徒による学校紹介にテレプレゼンスロボットで参加しました

 教育学部特別支援教育専修の永井祐也専任講師とそのゼミ生が岐阜県立長良特別支援学校の生徒による学校紹介にテレプレゼンスロボットを使って参加しました。

 病気ゆえに外出することが困難な生徒が学校の外にいるさまざまな人と交流する機会を設けたい特別支援学校の先生方の思いから、生徒が教員を志す大学生に自分たちの学校を紹介する機会を実現させました。学校をよりよく紹介しようとする生徒に対して、大学生は生徒のペースに合わせながら話しかけたり、感想を述べたりして応じていました。

 テレプレゼンスロボットは、Web会議システムと遠隔操作技術を組み合わせたロボットであり、現地に行かなくても主体的・対話的な交流を実現させることができます。今回は、自走式テレプレゼンスロボットtemi(テミ)を活用することで、長良特別支援学校の生徒の案内に遠隔操作で応じて、学校内の様子を見て回ることができました。

 今回の活動は、特別支援学校が対象とする障害種の中でも病弱児と関わる機会が限られる中、病弱児の理解や支援方法をイメージするきっかけをつかむことができました。最後に、長良特別支援学校の生徒が作業学習で作成したかわいいカバンをプレゼントいただきました。永井専任講師は、岐阜県立長良特別支援学校との交流活動を今後も継続していきたいと考えています。

学校紹介のプレゼンを発表しながら、右上モニターで手元の動きを見せてもらいました。親指の微細な動きで手元のスイッチを押すことでパソコン入力しています。
学校の廊下に飾られた作品(兜)を生徒が紹介してくれています。
  • ホーム
  • お知らせ
  • 特別支援学校の生徒による学校紹介にテレプレゼンスロボットで参加しました