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短期大学部 卒業年次生対象キャリア教育「成長しながら働こう 多様性社会のキャリアデザイン」

短期大学部では全学生が履修するゼミ授業の中で、キャリア教育を実施しています。

1年次の「基礎セミナー」において「生涯キャリア設計について学び、自分の職業適性について考える」、卒業年次の「保育内容演習Ⅰ・Ⅱ」では「労働者の権利と義務とについて学び、自己実現と社会貢献との両立について考える」をそれぞれテーマとして学びます。そして卒業時に、「社会への貢献と自己実現との均衡を図るための知識」を身に付けることを目指しています。

今回、半年後の3月に卒業を迎える幼児教育学科第一部2年生、第三部3年生を対象に、短大キャリア教育の集大成として、キャリアカウンセラー 藤井しのぶ氏から「成長しながら働こう ―多様性社会のキャリアデザイン―」というご講話をいただきました。

講話ではまず、様々な調査結果やデータなどをとおして「多様な価値観」が広がっていることを知りました。しかし、多様化は進んでいるものの、正規雇用比率(L字カーブ)や役員比率など、依然として男性と女性の働き方には大きな違いが残っていることを知りました。

その後、ドナルド・E・スーパーの「14の労働価値」を元に、自分が大切にしたい「価値観」について交流し、全体で発表し合いました。それぞれが価値観を持っていて、それぞれが目指すキャリアについても違いを感じとりました。

藤井先生から「考え方で人は変われる」「しなやかなマインドセットを持ちましょう」という力強いメッセージをいただき、今後のキャリアを考える機会となりました。

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