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岐阜県立東濃高等学校キャリア教育プログラムに大学生スタッフとして参加

2024年1月29日(月)、1月30日(火)の2日間、経済情報学部で教職課程を履修している4年生2名が、岐阜県立東濃高等学校でキャリア教育の授業をしました。

岐阜県可児郡御嵩町にある東濃高校でのキャリア教育プログラムは、御嵩町役場から委託を受けた「NPO法人縁塾」がコーディネートしているプログラムです。地元企業から提示されたミッションとして、企業のプロモーションビデオ作成を行い、生徒自身が「働く楽しさ、やりがい」を感じ取り、自らの就職、進学に向かう意識を醸成することを目的としています。

「NPO法人縁塾」は、学校と地域をつなぐコーディネート団体で、地域課題解決型キャリア教育を生徒主体に取り組んでいます。学校、行政、地域、企業等が連携を図り、地域の未来を担う人材育成と持続可能な地方再生を目的に活動している団体です。

教育学部の卒業生が「NPO法人縁塾」の一員として以前から活動に参加していたため、今回、経済情報学部の学生にも声がかかり、教育学部の4年生1名、3年生1名とともに参加に至った次第です。

学生は、企業のプロモーションビデオの構成を考え、インタビューの準備をするための授業1時間、企業担当者を招いて実際に撮影し、企業担当者に質問することで内容を深めていくための授業2時間を担当しました。また、授業前には、「NPO法人縁塾」の担当者、企業担当者との打ち合わせを行い、授業を組み立てていきました。特に、4月から高等学校の情報科教員、商業科教員として教壇に立つ2名は、生徒の前に立つ自分自身の姿に思いを巡らせ、心を新たにしました。

【学生の感想】
・教育実習以来の授業だったので、初日はかなり緊張しましたが、素直で人懐っこい生徒の協力やプロジェクトに参加していた仲間の支えもあって、2日間、楽しく指導することができました。生徒が自分の将来のことを考える上で大切な、キャリア教育の一端を担うことができてうれしく思います。

・教育実習をさせていただいた母校とは全く異なる雰囲気の学校を経験させていただきました。東濃高等学校は、外国をルーツとする生徒が学校全体の半分ほど在籍しており、生徒の多様性を大切にする必要があると感じました。今回の授業では、グループ内の役割がはっきりしているので、生徒同士のコミュニケーションを大切にしながら授業を進めました。4月から教壇に立ちますが、様々な生徒に対応できるように、今から授業の準備をしておきたいと思います。

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