お知らせ

看護学部2年生が高齢者と認知症の世界を体験しました。

 老年看護学概論の授業で看護学部2年生の学生が、高齢者体験と認知症の世界をVRで体験しました。            
 高齢者体験では、装具をつけて段差を超えることや、お財布からお金を取り出すことの不自由さ、思うように身体が動かせないことや、ゴーグルで視野が狭まれていたり、色がハッキリわからない、聞こえにくいことなどを体験しました。高齢者の日常生活には危険が多いことを学びました。
 VR体験では、車から降りることができない、ご飯に虫が居る、知らない人が座っているなど、私たちには見えないものが見えていたり、認知症の人に簡単に大丈夫といえない理由があることを学びました。 
 老年看護は、まず高齢者や認知症の人の世界を知ることから始まります。

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高齢者体験(歩行体験):何気ない坂道でも、視野が狭まることや、
感覚が鈍くなることから恐怖を感じて、歩きにくくなります。

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VR体験:360度認知症の人の見える世界を体験できます。
ケーキの上に虫が動いていたり、誰かが座っていたりという、錯覚や幻覚の世界を知る事ができます。

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高齢者体験(自販機での購入):高齢になると巧緻性が衰えるので、
お財布から小銭が取り出しにくくなったり、自動販売機に小銭を入れにくくなります。