お知らせ
岐阜県立東濃高等学校キャリア教育プログラムに大学生スタッフとして参加
2023年1月31日(火)、2月1日(水)の2日間、経済情報学部で教職の授業を履修している4年生3人が、岐阜県立東濃高等学校でキャリア教育の授業を実施しました。
岐阜県可児郡御嵩町にある岐阜県立東濃高等学校でのキャリア教育プログラムは、御嵩町役場から委託を受けた「NPO法人縁塾」がコーディネートしているプログラムです。地元企業から提示されたミッションである企業のプロモーションビデオつくりを通して、生徒自身が「働く楽しさ、やりがい」を感じ取り、自らの就職、進学に向かう意識を醸成することを目的としています。
「NPO法人縁塾」は、学校と地域をつなぐコーディネート団体で、地域課題解決型キャリア教育を学生主体に取り組んでいます。学校、行政、地域、企業等が連携を図り、地域の未来を担う人材育成と持続可能な地方再生を目的に活動している団体です。
教育学部4年生の学生が「NPO法人縁塾」の一員として以前から活動に参加していたため、今回、経済情報学部の学生にも声がかかり参加に至りました。
学生は、企業のプロモーションビデオの構成、作成の役割分担等の準備のための授業を2時間と、企業担当者を招いて実際に撮影し、企業担当者に質問することで内容を深めていくための授業を2時間担当しました。また、授業前には、担任の先生、企業担当者との打ち合わせを行い、授業を組み立てていきました。特に、4月から高等学校の情報教員として教壇に立つ2人の学生は、生徒の前に立つ自分自身の姿に思いを巡らせ、心を新たにしました。
【学生の感想】
- 各グループに分かれて企業のことを調べたり、企業の担当者に質問したりして生徒が積極的に学んでいました。2日間という短い時間でしたが、企業と学校を結びつける役割を担うことができ、貴重な体験ができました。4月に高校教員としてどんな高校生に出会えるのか楽しみにしています。
- 6月の教育実習以来、生徒と関わる機会がなく、4月からの高校教員としての生活に不安がありましたが、不安が楽しみに変わる価値ある機会をいただいたと思います。生徒は元気よく声をかけてくれ、すぐに打ち解けることができました。プログラムも楽しく進めることができ、このタイミングで参加できたことに感謝しています。