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本学で製作したオリジナル教材、堆積岩セットを関市教育委員会に寄贈
教育学部理科専修の川上紳一教授は、小中学校理科授業で学習する堆積岩の観察で、生徒の学習意欲を高めるために、オリジナル堆積岩セットを製作している。
先行して製作した40個を12月27日に関市教育委員会に寄贈した。堆積岩は岐阜県内外の河川の礫から観察に適したものを選んで集めた。堆積岩を入れる箱は、堆積岩の露頭やピラミッドなどの写真を使って印刷をほどこした段ボール箱で製作した。川上教授は令和4年6月に火成岩セットを寄贈しており、今回は堆積岩学習用に岩石を集めて教材化した。
岩石の観察が楽しくなるように、わかりやすい岩石を集めたり、三葉虫やアンモナイトの化石も標本に加えるなどの工夫をしている。
川上教授は、今回の寄贈にあたり、「教材開発を通じて、研究室と岐阜県内の学校現場の連携をさらに具体化していく」と語り、さらなる教材開発に意欲を示した。なお、このニュースは、中日新聞(12月28日)、岐阜新聞(1月8日)で紹介されている。