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岐阜新聞 真学塾㊺ 教育学部 学校心理専修 安藤史高
「流言」に気をつけて
岐阜聖徳学園大学教育学部教授 学校心理専修 安藤史高
新型コロナウィルスの感染が広まっています。学校が休校となり、いつもと全く違った日々をすごしている人も多いのではないでしょうか。
新型コロナウィルスについては、皆さんもいろいろな情報を見聞きしていると思います。ところが、信頼できる情報ばかりではなく、不確かなものや誤ったものがうわさとして広まっている場合もあります。不確かで、事実に裏づけられていないのに広まっていく情報のことを流言(りゅうげん)といいます。
流言がどれだけ広まるかには、「そのことがらが、どのくらい重要か」という重要さと「そのことがらが、どのくらいはっきりしているか」というあいまいさの2つが関係しています。
何かのうわさを聞いても、たいしたことでなければ、わざわざ他の人に伝えようとは思わないでしょう。しかし重要なことであれば、伝えなければいけないと思うようになります。これが重要さの働きです。
また、インフルエンザなどのよく知られている病気ならば、検査をしてもらえますし、薬もあります。どういう症状がでて、どのくらいで回復するか分かるので、あいまいな点はあまりありません。ところが、よく分からなかったり、これからが見通せなかったりする場合は、不安になります。いろいろな情報を自分で集めようとしますし、人にも伝えなくてはと考えます。これがあいまいさの影響になります。
新型コロナウィルスの場合は、健康にかかわることですので非常に重要ですし、新しい病気ですのであいまいな事柄になります。つまり、流言が生まれやすい状況といえます。
以前の流言は口コミやうわさ話という形でしたので、広がるスピードも遅く、広がる範囲も狭いものでした。しかし、インターネットやSNSの発達した現在では、流言が早く広く伝わっていってしまいます。自分が、うっかり流言を伝える立場になることもあります。
誤った情報を伝えないようにするのはなかなか難しいことですが、聞いたことをすぐだれかに伝えるのではなく、少し時間をおくようにする。そして、情報の正しさをよく考えてから発信するように心がけるとよいのではないでしょうか。
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