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岐阜新聞 真学塾㊸ 教育学部 保育専修 水谷亜由美
1年間を振り返ろう―自分の育ちを実感していますか?―
岐阜聖徳学園大学教育学部専任講師 保育専修 水谷亜由美
今年度も、あと残り1ヶ月程になりました。進級や新たな進路を意識し、共に過ごした仲間や先生と1年間を振り返ることが多くなってきたのではないでしょうか。
1年のまとめとなるこの時期に、保育の場でよく読まれる絵本があります。『おおきくなるっていうことは』(中川ひろたか:文、村上康成:絵、童心社、1999年)です。「昔、読んでもらったことがある」という人もいるかもしれません。この絵本の読み聞かせを行うと、幼児らは「大きくなったよ」と誇らしげに笑います。照れくさそうにしながら、「ブランコ代わってあげたよ」「靴が小さくなった」と語り始めます。では、中学生の皆さんは、自分のどのような姿に育ちを感じますか。「大きくなる」「育つ」とは、どういうことなのでしょうか。
身長や体重など身体的な変化、テストの点数や100m走のタイムなどの知識・技術の向上は、変化が見えやすく「育ち」と捉えやすいです。しかし、必ずしも数値の高まりやできるようになることだけが、「大きくなる」「育つ」ということではありません。熱中できるものをみつけること、仲間の気持ちを思いやること、新たなことに挑戦すること、失敗しても諦めずに取り組むことも、生きていく上で大切な「育ち」の姿です。
これらは、「非認知能力」と呼ばれ、近年、幼児期から育みたい力として重要視されるようになってきました。身の回りのことに興味・関心を抱き、自らの目標をもって、粘り強く仲間と協調して取り組む姿勢は、知識や技術の向上につながります。そして、その結果得られる達成感や自信によって、さらなる意欲が湧いてきます。数値化されて目に見える「認知能力」と目には見えにくい「非認知能力」は、どちらも大切で、互いに絡み合いながら高まっていくことで私たちは育っていくといえます。
改めて今年1年間の中学校生活を振り返ってみましょう。勉強や部活、行事への取り組み、日頃の生活の中でどのような育ちを感じますか。目に見える結果とともに、目に見えにくい力の育ちの実感は自信につながり、あなたの4月からの新たな場での生活を豊かなものにしていきます。
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