6年生校外学習~修学旅行関連学習
日 時 | 平成23年5月2日(月) |
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場 所 | 琴塚古墳/岐阜市琴塚 護国之寺/岐阜市雄総 岐阜大仏/岐阜市正法寺 |
6年生が間近に迫った修学旅行の関連学習・社会科学習のためにフィールドワークを行いました。岐阜市内の前方後円墳の琴塚古墳。奈良東大寺の大仏建立と深い関わりのある岐阜市雄総の護国之寺、日本三大仏の一つに数えられる岐阜市正法寺の大仏の三カ所を見学しました。前方後円墳という名称は社会科教科書で学習しますが、実際に古墳の周りを歩いたり、そこから出土したものを見せていただいたりする学習はフィールドワークならではです。また、聖武天皇の時代(724~749年)の746年(天平13年?)に建立されたと伝えられる雄総・護国之寺では、金王丸がいただいたという金の仏鉢について学習し、大仏建立と岐阜の関係を学びました。(聖武天皇は父母の供養のために大仏建立を発願され、僧 行基(ぎょうき)は天皇の命を受け全国に仏師を探し求めていました。行基は当時雄総の里にいた日野金王丸(こんおうまる)という仏師を奈良東大寺に伴い、大仏を鋳造させたのです。そして天平19年(752年)大仏の開眼供養が盛大に行われました。天皇は大仏の出来ばえが良いので大変お喜びになり、金王丸は御礼として仏鉢(国宝)を賜ったということです。) 岐阜大仏は、実は乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。今回の学習では3カ所でそれぞれ丁寧に説明をしていただきました。私たちの日々の学習が多くの方々に支えられていることを実感しました。岐阜と奈良。かかわりがあることを学習できました。