3年生算数～そろばんの学習
3年生算数の時間。3.4年生ではそろばんの学習をします。時間的にはそれほど多くの時間をかけて扱うわけではありませんので、数時間でどんな学習ができるのだろうと思う方もあるかもしれません。そろばんには、計算の位取りの確実な定着を図る学習効果があると考えられます。生活の中での計算は、十進法によって表されています。その計算をするには「１０のまとまり」を確実に捉える必要があります。そろばんは、その位取りの確実な定着を図るのにもってこいです。また、言うまでもなく、今なお使われる先人のつくり上げた文化にふれることも大きな意味があります。電卓が計算道具の主流となっていますが、昔の道具やくらしについて知り、その知恵を引き継ぐという意義もあると思います。日々の学習や学問自体が文化・知恵の伝承とも言えますが。
