凛とした高桑桜の芽
穏やかに新年が明けました。今日も気温は３月並になるとか。暖かくて過ごしやすのはありがたいことですが、自然の中で生きる植物などはどうなのかと少し気になります。附属幼稚園の駐車場エリアの一部に数年前に定植した高桑桜の株があります。ある企画の中で、中学生が集めた種を宇宙に飛ばし、その影響を研究するというものですが、宇宙を旅した種が芽を出し、こうして株として生長しています。よく晴れた空に向かって、角のように尖った芽。まだ時期ではありませんので、固く閉じています。その尖った様子がいかにも、緊張感をもち、凛とした表情を感じるのです。新年に新たな計画、目標を抱くのに、こうした表情を見ると気が引き締まります。地元の方が守り続けている高桑桜。私たちも地域の一員としてこの桜を守っていきたいと思います。「1年の計は元日にあり」。さて、抱いた「計」は動き始めたでしょうか。
