風薫る五月～立夏
先日新入生をむかえ、新学期をスタートしたと思ったら、今日はもう｢立夏｣です。青空に泳ぐこいのぼり姿を見ると、元気な気分になります。さて、5年生国語の時間に｢春をあわす言葉｣の学習の際に、｢風光る｣が出てきました。｢春風｣や｢うららか｣｢のどか｣などとあわせ、春の日の様子をあらわす言葉です。国語辞典を引きましたが、｢風光る｣は見つからず、｢先生、風薫るならあるよ！｣との声が出ました。｢風光る｣・・・春の日の光るが照る中、そよ風が吹き渡るさまをあらわす言葉です。日々の時間の流れのなかでは、そよ風を味わうゆとりも子供たちには無いのかも知れません。大型連休の中では、ぜひ大いに自然にふれ、ゆったりとした時間の流れを感じて欲しい者です。田んぼには、今年も白いレンゲが咲きました。レンゲは｢赤色｣とは言えませんが、何となく、｢紅白｣のイメージでほっとするのです。何とか白いレンゲの種を蒔いて見たいものです。
