グミの実
グミは寒さに強く、日当たりと水はけの良い環境なら、砂地や荒れ地などやせた土地でも栽培可能な果樹といわれます。学校の株も決して養分が充分とは言えない土地に植えてありますが丈ばかりが大きくなり、なかなか実がつきません。グミというと子どもたちは、お菓子のグミを思い浮かべるでしょうが、お菓子とは関係がありません。一般には6月が収獲の時期になるグミの実ですが、今年も数えるほどしか見つける事ができません。これだけ木が大きいのですから、子どもたちが食べられるくらいの数の実がついてもよいと思うのですが。来年に向けて剪定やジベレリンの散布や根切りなど、あれこれ試みてみようと思います。旧校舎からわずか50センチほどの株がこんなに大きくなっています。更に命の勢いをつないで欲しいと思うのです。全体を眺めてもどこに実が？という感じです。
