(動)５年生邦楽稽古納め
5年生伝統の時間、琴、三味線の演奏の指導を受けてきた子供たちの稽古納めが行われました。指導いただいた二人の先生に対して1年間の学びへのお礼を伝えました。子供たちのまとめの演奏に目を細め、拍手を送られる先生方の姿にほっとすると共に、子供たちの成長がうれしくなる場面でした。子供たちのお礼の文の中には、初めは何もわからなかった琴や三味線のこと、音が出るようになってうれしかったことと共に、仲間と気持ちを合わせることのすばらしさや難しさ、先生方がいつもおっしゃった、物を大切にすること、楽器をまたいで歩かないことなどを含めた礼儀作法を学んだという実感が書かれています。琴や三味線にふれることを通して、学んだ事が多くあったことが何よりです。このように伝統の時間は、そのこと（演奏技能）を身につけることが第一の目的ではなく、そのことを通して何が身についたかが指導の目標です。
