渡り鳥の飛来
新年二日目。穏やかに時間が流れていきます。学校の西の方角で悠々と流れる長良川。岐阜県が誇る自然です。「清流長良川の鮎」は、昨年末、国連食糧農業機関の世界農業遺産に認定されました。岐阜市の「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町・岐阜」は文化庁の「日本遺産」の第一弾。清流長良川の水を使う本美濃和紙は無形文化遺産登録1周年です。私たちのすぐ近くにはこうした文化遺産がたくさんあります。特に長良川上中流域を「里川」と呼び、全く人の手が入らない手つかずの川ではない、人が適切に関わりながら清流を守る岐阜の人たちの生き方は、子供たちににも大いに学んで欲しいところです。そんな清流長良川やその支流の川にはこの時期、たくさんの渡り鳥が飛来します。もともと田などでに飛んで来るシラサギをはじめ、マガモやヒドリガモなどのカモ類が越冬のために飛来しています。カモの仲間は羽がとても美しく、思わず見入ってしまいます。近づくと飛び立ってしまいますので、望遠レンズで眺めるのみです。こんな風景を子供たちと共有し、郷土に関心、愛着を持つようになって欲しいと願っています。
