日本舞踊の稽古
子供たちの生活は動と静の繰り返し。またその積み重ねです。じっくり考えたり、思い切りよく活動を進めたり、様々なテンポ、スピード感の中で生活をしていきます。運動会で元気いっぱいに体を動かしたら、別の場面では、じっくりと思考を重ねるなどします。体を動かすことを観れば、ダンスで元気に体を動かす一方、日本舞踊では静かに浴衣を扱い、先生の踊りに集中して、真似る学習を進めます。２回目のこの日は、浴衣の扱いを復習した後、早速｢うさぎだんご｣の稽古に入りました。日ごろあまりなじみのない風呂敷の扱いにも少しづつ慣れていきます。三つ指ついたあいさつもする機会はないのですが、あえて体験しています。見えている力を伸ばすことと見えていない力を伸ばすこと。その両面を考えて体験学習を意図的に設けています。
