松ぼっくりの時期・・・
松ぼっくりは、雌花の最後の形です。秋には木の実拾いなどをしながら、松ぼっくりを見かけますが、一体いつが時期なのだろうかと考えていました。松の木には松ぼっくりがたくさんついています。松の種があの鱗状の部分に挟まっているとのこと。開ききった松ぼっくりは種を放出したあとだそうです。羽のついた種は風にのって運ばれるため、松ぼっくりとともに落ちることはないのです。松ぼっくりは種を放出すれば、もういつでも枝から離れてもよいわけです。ですから、松ぼっくりを集めるには時期は問わないということになりそうです。花が咲いている様子は何か不思議な感じのする松でした。松ぼっくりは俳句の世界では、秋の季語ですから、秋のものというのが一番説明がしやすいです。実際には、種を放出したあと、強い風が吹けば、順に落ちていくので、この時期から松ぼっくりを拾うことができるのです。この日もたくさん拾うことができました。
