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姉妹校訪問④

姉妹校訪問④
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姉妹校訪問④

昨日に引き続き、本校が渡航した際に主な受け入れ先となる、モデルクラスの2Aを参観させていただきました。教室をのぞいてみると、人が誰もおらず・・・どうしたのかなと外に出てみると、クラス全員でゲームをしていました。この日は、NZの子どもたちが日本に来て教えてくれた オクトパス というゲームに似たゲームに取り組んでいました。モデルクラスは、異なる年齢の子どもたちがひとつの教室で学ぶという形態のクラスです。さまざまな文化圏、人種の子どもたちがいます。異年齢集団ではありますが、遊びを通して、お互いの関係を作っているようでした。しっかりと体を動かしたあとは、ライティングの勉強。今日は、それぞれにトピックを考えて、日記のような形式で記事を書くという課題でした。文体は日記のようでしたが、クラスの友達が興味をもってくれるように、子どもたちは書き方を工夫していました。自分なりの文章ができあがると、先生のチェックが入ります。どの子どもたちも、スペルを正しく書くことが課題のようです。いくつもいくつもスペルの間違いを直されながら、文章にしていく子どもたち。なるほど、間違えたところからががんばりどころだ!と教えてくれているようでした。日本の子どもたちにも、ぜひNZに来て、間違えながら、わからなくなりながら、NZの子達と 一緒に学んでみてほしいと、心から思いました。

さて、午前中最後には、低学年のクラスを参観させていただきました。昨年までキンドルに所属し、今年から本格的に学校に通い始めた子供たちです。この時間は、算数の時間。二桁の数について勉強していました。先生は子供たちに、「数はね、0から9までの数でできているんだよ。不思議でしょ」と話し、「ところで、19より大きい数をかきたいんだけれど、どうしたらいいの?」と子どもたちに聞くと、「0のとなりに2をつければいいんだよ。」とある子が言いました。「なるほど!」 02と先生が書きました。すると周りの子どもはいっせいに笑いました。そのとき先生が、「どうして笑うの?間違えられるということは、私たちに勉強のチャンスを与えてくれているのよ」と顔を赤らめながら話しました。低学年の時から、教室は間違えるところだ、と教えられているようです。だからこそ、のびのびと勉強できる子供たちなのだと感じました。さて、子供たちはというと、その後から、数字の書き方について説明するための言葉が豊かになりました。算数について話すということは、答えを求めるということだけでなく、仲間に正しく伝えるということも、学ぶことができるということを教えてもらいました。


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