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震災から5ヶ月~雑巾を送った小学校から

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震災から5ヶ月~雑巾を送った小学校から

5月に届いた写真

3月11日の大震災発生から5ヶ月。旧盆の時期を迎えています。津波で亡くなられた方のこと、現在懸命に復興に努めてみえる方のことを考え私たちも精一杯生活を切り開きたいと思います。本校では、5月に震災で被害を受けた小学校に雑巾を送りました。東松島市立赤井南小学校と石巻市立万石浦小学校に、そして3年生の児童が折った千羽鶴を石巻市立鹿妻小学校に送りました。赤井南小学校も鹿妻小学校も行方不明の児童がでて、悲しみの中での復旧作業の始まりでした。万石小学校では、1日2回の冠水で登下校が大変な状況でした。それでも子供たちは笑顔でがんばっている、力を合わせて校舎の清掃活動をしていると聞き、少しほっとしていました。このほど赤井南小学校から手紙が届きました。

こんにちは。私たちは宮城県松島市立赤井南小学校の5年生です。3月11日の東日本大震災で私たちは大きな被害を受けました。私たちの地域は、津波がきたために学校や家が壊れたり、どろで汚れたりしてしまいました。でも、みなさんから「ぞうきん」を支援していただき、学校をきれいにすることができました。あって当たり前だと思っていたぞうきんがなくて、なかなか掃除する気力もありませんでした、みなさんから支援をしていただいたことで気力がでてきました。ありがとうございました!すぐにお礼をしたかったのですが、できなくてすみませんでした。写真は送りましたがやっぱり感謝の気持ちを手紙で伝えたかったので、手紙を書きました。本当にありがとうございました! 東松島市立赤井南小学校5年生一同

5ヶ月たったとはいえ、石巻市内は町並みが戻ってきたところもありますが、まだまだ不自由な生活を強いられている方も多い現状。体育館が避難所になっていること、学校の間借り状態が大変さを生んでいるようです。私たちにできること、日々すべきことを考えていきたいです。


震災から5ヶ月~雑巾を送った小学校から
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このほど送られてきた手紙