self_assessment_tan_2019
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なわち、各授業科目において、「卒業の認定に関する方針」に掲げる6つの項目のうち2つずつを「期待される学修成果」と定め、授業計画(シラバス)に明記している(「大学概要:その他情報:教育課程の変遷」、令和元年度授業計画)。 学習成果については、学内に向けては上述の通り授業計画に明記される他、「カリキュラムマップ」として各科目との関連付けでweb上に示されており、学生や教職員が確認できる。それらはすべてweb上で学外に向けても公開されている(「大学概要:教育情報公表」)。 「卒業の認定に関する方針」と個別科目との関連付けによるそれら学習成果は、学校教育法第69条の2に謳われる位置づけ(「大学に相応しい職業及び生活に必要な能力を育成する目的を持ち、2年又は3年の修業年限により一定の体系的な学習を完成する大学である」)に合致するものである。そして、これらの学習成果については、在学中の2つの時点(幼児教育学科第一部では1、2年生後期、第三部では1、3年生の後期)で実施される「学修成果アンケート」および、毎学期末に実施される「授業評価アンケート」において、学生の自己評価によって、その習得を把握することで、点検の機会としている(学修成果アンケート結果報告書、授業評価アンケート資料)。 1 人文・社会・自然の分野に関する基礎的知識を身に付け、それらを現代社会の諸問題と関連づけて理解することができる。(基礎教養) 2 保育者としての必要な専門的知識や技術を修得しており、次代を担う子どもたちの最善の利益を考慮することができる。(保育の理解) 3 保育の表現技術を身に付けており、幼児期にふさわしい環境を構成し、遊びを展開することができる。(保育の技能) 4 多様で急激に変化する社会状況の中で、保育に積極的に関わり、他者との協調・共同も含めて、問題を解決することができる。(保育の実践) 5 子どもを取り巻く諸問題への関心及び保育者としての使命感・責任感をもち、学び続けることができる。(自己形成) 6 いのちを尊重する豊かな人間性、高い倫理観、自己の能力を社会に還元する強い志によって、社会人としての規範に従って行動できる。(態度) 「卒業の認定に関する方針に掲げた学習成果6項目 各授業における学習成果との関連づけ(シラバスへの「期待される学修成果」明記)の例 4

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