self_assessment_tan_2019
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[基準Ⅲ-A1からA4]において、その現状に関して、緊急的に問題となる課題は、時にないと判断するものである。期待値を込めて、以下の諸点について、今後ともに向上に向けた地道なる具体的な努力の蓄積が求められる。 一つは、短期大学部の中長期的視野からの組織管理において、教員の教育研究活動及び成果にかかわる公表と積み増しを計画的に各人において行なうことである。この場合に、短期大学部の教員あるいは学外研究者との研究プロジェクトの推進が、教育研究業績積み増しの基盤になる。 二つは、短期大学部入学者の状況に対応した「非常勤講師」の配置について、調整を行なうことである。「非常勤講師」は、教育課程編成・実施における「余人に代えがたし」人材であるこ <区分 基準Ⅲ-A-4の現状> 企画や運営の基本計画に関する事項を審議して、研修を円滑に実施している。 特に年1回夏期休業期間中に行う、全教職員対象の夏季SD研修会では、タイムリーな話題を取り上げ、外部の専門家講師を招聘し、スタッフの質的向上を目指している。(夏季研修は他大学の教職員にも門戸を開放し、相互に刺激し合いながら学んでいる。)また、事務職員においては、希望する外部研修に参加させ、スキルアップに繋げている。 毎週月曜日の朝に各キャンパスにおいて実施する事務部長、課長等が出席の朝会において情報交換をしている。さらに、事務局長、両事務部長の三者による意見交換を常に行うことで、業務改善につとめている。また、年1回であるが、「自己申告書A表」において、全事務職員が、直属の上司を通さずに、直接、人事委員会あてに要望を伝えることができるようになっており、参考意見として取入れられている。 学修成果の向上にあたっては、事務職員と関係委員会だけでなく、部署横断的に教職員との関わりを持って、意思疎通・情報共有を行っている。 [区分 基準Ⅲ-A-4 労働基準法等の労働関係法令を遵守し、人事・労務管理を適切に行っている。] ※当該区分に係る自己点検・評価のための観点 (1) 教職員の就業に関する諸規程を整備している。 (2) 教職員の就業に関する諸規程を教職員に周知している。 (3) 教職員の就業を諸規程に基づいて適正に管理している。 労働基準法等の労働関係法令を遵守した本学園及び短期大学部における諸規定を設けて、それに基づく人事・労務管理を行っている。教職員の就業に関する諸規程を整備するとともに、諸規程については教職員に周知している。諸規程に基づく文書記録は、主として庶務課(岐阜キャンパス)において適正に管理されている。 上記の現状にかかわる具体としては、第一に「岐阜聖徳学園大学・短期大学部就業規則」を整備していること、付属諸規程としての「服務規程」「給与規程」「定年に関する規程」及び「継続雇用制度に関する規程」等を整備している。第二に就業規則の周知については、Webサイト上に「就業規則」を示しており、教職員自身が必要に応じてPCから閲覧できる状況にある。第三に庶務課には、紙媒体としての印刷した例規集も備えられている。第四に就業規則に基づく教職員各自の就業の状況等については、適正に管理されている。なお関連法令等の改正・改定に伴う就業規則の変更のある場合、関連情報提供を迅速に行い、本学園の労働者代表の意見も聴取し、教職員の適正なる就業環境の保全が配慮されている。 なお、教員と事務職員の就業規則が基本的には同一であり、これにより共通する部分と共通しない部分の違いが少なからずあること、その異なりの不明瞭な点もある。これらの諸課題については、庶務課等の専門スタッフに確認を行い、就業規則の遵守に努めているところである。 <テーマ 基準Ⅲ-A 人的資源の課題> SD活動については、「事務職員研修規程」で設けられているSD委員会が中心となり、研修の24

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