self_assessment_tan_2019
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(2) 専任教員個々人の研究活動の状況を公開している。 (3) 専任教員は、科学研究費補助金、外部研究費等を獲得している。 (4) 専任教員の研究活動に関する規程を整備している。 (5) 専任教員の研究倫理を遵守するための取り組みを定期的に行っている。 (6) 専任教員の研究成果を発表する機会(研究紀要の発行等)を確保している。 (7) 専任教員が研究を行う研究室を整備している。 (8) 専任教員の研究、研修等を行う時間を確保している。 (9) 専任教員の留学、海外派遣、国際会議出席等に関する規程を整備している。 (10) FD活動に関する規程を整備し、適切に実施している。 ① 教員は、FD活動を通して授業・教育方法の改善を行っている。 (11) 専任教員は、学生の学習成果の獲得が向上するよう学内の関係部署と連携している。 <区分 基準Ⅲ-A-2の現状> 研究活動を行っている。] ※[当該区分に係る自己点検・評価のための観点] (1) 専任教員の研究活動(論文発表、学会活動、国際会議出席等、その他)は学科・専攻課程の教育課程編成・実施の方針に基づいて成果をあげている。 平成31・令和元年においても、これまでと同様に、学科の教育課程編成・実施の方針に基づいて成果をあげている。この点を専任教員の各自が自覚化し、担当教科目との関連を図り配慮した教育研究業績の積み増しを行っている。専任教員各自の教育研究活動の実績については、業績として「研究業績プロ」に登録することを基本にして公開している。 教育研究活動の一貫として、個人もしくは共同の形で、科学研究費補助金や公的な外部資金の獲得に向けた申請をし、獲得をしている専任教員もいる。これらに関した全学に開いた学部としてFD研修会を行うとともに、専任教員の教育研究への意識の高まりも把握され、研究費獲得への具体的な関心が向上してきている。 研究活動に関する規定整備については、学園として規定を整備しており、これに基づいて専任教員は教育研究活動を進め、その業績を公表している。短期大学部の独自の研究紀要規定を廃し全学としての研究紀要執筆規定及び研究倫理規定の整備を行いつつ、専任教員の教育研究水準の維持を担保することとしている。これにより、専任教員の研究活動は、研究倫理規程に照らして進めることとしており、申請のあった研究課題及び研究の進め方について全学的に審査を行っている。短期大学では、申請前に専任教員からの研究課題及び研究の進め方についての倫理規定上との関連について、申請者の判断により学部長が事前相談を受ける機会を設けている。 短期大学部の研究紀要規程については全学としての規程として統一しているが、短期大学部としては、これまでと同様に原則として年一回2月の発行を継続している。なお、全学の研究紀要規定に基づき、投稿者の研究論文については、主副の2名の審査委員により厳正なる審査及び採択の可否に基づき、研究紀要への掲載を判断している。研究紀要における掲載論文が、研究の水準を維持し、広く学内外に公表する媒体として位置づけている。教員の昇任人事においても、短期大学研究紀要を評価する条件として位置づけている。 専任教員の研究活動を支援する環境条件整備については、第一に、専任教員が研究を行う個人研究室を確保し、研究環境を整備している。専門分野(実技系・実験系等)においては、準備室、活動ブース等を確保して、専任教員の闊達なる教育研究活動の環境を配慮している。第二に、これまでと同様に、週一日の研修日を確保し、研究及び研修などを行うように促している。一定の環境条件を整備しているとはいえ、短期大学の専任教員は、授業、諸会議、実習巡回等のほか、地域社会貢献活動により、多忙である。各自の自己管理による職務の調整を図ることが重要となる。学内業務分担の簡潔化を部分的にではあるが年度当初に行い、研究及び研修の時間の確保に、専任教員各自が努力しているところである。第三に、全学的な規定として、専任教員の留学、海外派遣、国際会議出席等に関して配慮されている。短期大学に所属の専任教員の中には、この規22

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