<区分 基準Ⅱ-A-3の現状> (2) 職業教育の効果を測定・評価し、改善に取り組んでいる。 <区分 基準Ⅱ-A-4の現状> [区分 基準Ⅱ-A-3 教育課程は、短期大学設置基準にのっとり、幅広く深い教養を培うよう編成している。] ※当該区分に係る自己点検・評価のための観点 (1) 教養教育の内容と実施体制が確立している。 (2) 教養教育と専門教育との関連が明確である。 (3) 教養教育の効果を測定・評価し、改善に取り組んでいる。 本学の教育課程は、短期大学設置基準にのっとり、幅広く深い教養を培うよう編成している。教養教育の内容は、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づき、幅広い教養や学習・コミュニケーション能力の習得を目指し、それに合わせた教養基礎科目を展開している。建学の精神に関する科目1科目の他に、教養基礎科目として25科目を設けている。より質の高い保育者の養成及び社会人力を身につけるために、1年前期に必修科目として、大学教育に対応できる力、コミュニケーション能力等を養成するための「基礎演習」を開講している。 教養教育においては、子どもたちの最善の利益を守るためには幅広い教養が必要であるとの観点から、主に専門課程で学ばない領域の科目を配置しているが、両者の関係性は明確でなく、この点が課題である。 教養教育に係る教科目についても「授業評価アンケート」「学習成果アンケート」を実施し、振り返るとともに、ディプロマ・ポリシーに掲げた「基礎教養」について学生の自己評価を点検している。 [区分 基準Ⅱ-A-4 教育課程は、短期大学設置基準にのっとり、職業又は実際生活に必要な能力を育成するよう編成し、職業教育を実施している。] ※当該区分に係る自己点検・評価のための観点 (1) 学科・専攻課程の専門教育と教養教育を主体とする職業への接続を図る職業教育の実施体制が明確である。 本学の教育課程は、短期大学設置基準にのっとり、職業又は実際生活に必要な能力を育成するよう編成し、職業教育を実施している。専門科目として第一部61科目、第二部62科目を開講している。より質の高い保育者の養成及び社会人力を身につけ、より専門性を高めるために必修科目として2年前期に「保育内容演習Ⅰ」、後期に「保育内容演習Ⅱ」(幼児教育学科第三部では、3年前期に「保育内容演習」)を開講している。いずれも少人数によるゼミ形式をとっている。また、社会の激しい変化の中で生ずる今日的な諸問題をテーマとした「保育内容特論Ⅰ」、「保育内容特論Ⅱ」を、全学生対象に集中講義として開講している。 教員養成課程、保育士養成課程として、教養教育と専門教育を施し、社会に有意な人材を輩出するという点において実施体制は明確である。 教員養成課程、保育士養成課程として、免許・資格取得率や保育者としての就職率などの指標は適時点検しているほか、人材輩出先である保育現場との意見交換・情報交換を行い(⑨聖徳会・⑩⑪実習施設連絡協議会)、改善に取り組んでいる。しかしながら、職業教育の効果の測定・評価については不十分である。 [区分 基準Ⅱ-A-5 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)を明確に示している。] ※当該区分に係る自己点検・評価のための観点 (1) 入学者受入れの方針は学習成果に対応している。 (2) 学生募集要項に入学者受入れの方針を明確に示している。 12
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