大学院案内
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2地域金融に関する英語・日本語の論文を輪読する。論文に示される地域金融における様々な論点を把握し、受講生自身も論点について自身の見解を持ち、その見解と論文との内容を比較考察する。実証的なアプローチの手法を学び、学位論文作成の準備を行う。2自然言語処理の基礎を見直し、現在の自然言語処理のトピックに関する知識を身につけ、その上で言語コンピューティングの今後を考える。自然言語処理の基礎と、自然言語処理を応用した機能やシステム、サービスなどの仕組みを学ぶ。それらの知識を習得した上で、社会の中で言語コンピューティングがどのように活用され、今後どのように発展、進化していくのかを議論する。2本講義では、マーケットデザインの考え方を身に付けるとともに、社会でどのようにミクロ経済学が活用されているか理解することを目的とする。より具体的には、マーケットデザインの分野でも特にオークションとマッチングの理論について学び、周波数オークションや学校選択制などの実践例をとおして理解を深める。単位数専攻授業科目・担当教員 222経済情報専攻博士課程(後期)(経済情報分野)※2024年度開講科目については、変更する場合があります。教授 加納 正二教授 河野 公洋准教授 稲垣 雅一教授 山本 英子教授 髙橋 友和准教授 鈴木 貴晶40グローバル化は、国境を越えて活動する企業や国際機関に限らず、国内企業もまた等しくその影響下にあります。今や経営は必然的にグローバル、ビジネス・マネジメントであることを求められており、この趨勢にいち早く取り組み、広く学際的に、法務、マネジメント、アカウンティング、コミュニケーション、ロジスティクス等といった分野からなる領域としてとらえ、多様な学問分野の隣接領域などを網羅しながら理論的・実践的アプローチで研究します。グローバルな視点で環境・資源、産業技術政策等の諸問題への洞察をも踏まえた戦略の策定能力及び実行力を手に入れ、企業活動をリードする人材並びに、企業の戦略行動について、高度の研究能力を有する人材となるべく研究を進めます。本講義では、環境経済学の中でも特に環境評価についての講義を行う。環境評価を行うためには、ミクロ計量経済学の知識が必要になることから、まずは、それらの分野に特化した教科書や論文を指定し、その内容について講義することを計画している。さらに、参加者の希望するテーマに従って教科書や論文を指定し、講義や参加者からの発表によって講義を進めて行く。人間が外界の情報を得る際、その8割を視覚(ビジュアル)から得ると言われている。ビジュアルコンピューティングとは、人間の視覚情報に関する様々な処理をコンピュータによって統合的に扱うための枠組みである。この講義では、ビジュアルコンピューティングにおける画像の認識、理解の基本となるパターン認識と機械学習の基礎について学ぶ。テンプレートマッチング法や部分空間法、サポートベクトルマシン、畳み込みニューラルネットワークなど、パターン認識や機械学習の代表的な方法を計算機上に実装し、実際の画像データを分析することによって、理論やアルゴリズムの理解を深める。地域金融国際経営環境経済言語処理コンピューティングビジュアルコンピューティングミクロ経済学講義内容

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