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2・24中小企業金融は情報の非対称性が大きく、また規模の経済性という点からも資金調達が困難になりやすい。そのような状況下での中小企業金融の公共政策に関する実証的な論文作成を行う。4国際経済論演習Ⅰ・Ⅱに続き、不完全競争下における貿易理論の論文を輪読する。特に、国際交渉を取り扱った、ゲーム論の論文を中心として輪読する。さらに演習Ⅰ・Ⅱで定めて調査した、各国の産業組織と国際貿易の実情について、論文を作成することを目標とする。単位数専攻授業科目・担当教員2・22・2経済情報専攻博士課程(前期)(応用経済分野)4 2・22・2※2024年度開講科目については、変更する場合があります。准教授 鈴木 貴晶教授 加納 正二教授 加納 正二教授 加納 正二准教授 松葉 敬文准教授 松葉 敬文准教授 松葉 敬文〈単位数について〉○○特論Ⅰ・Ⅱ    A・BⅠまたはAの単位数ⅡまたはBの単位数37本演習では、演習I・Ⅱに引き続き、論文の輪読などによりゲーム理論を用いた分析の手法を学びつつ、各自の問題意識に基づいて研究テーマを設定し、修士論文作成を目標として研究を進める。中小企業金融は情報の非対称性が大きく、また規模の経済性という点からも資金調達が困難になりやすい。そのような状況下で公的金融・保証等、中小企業金融の公共政策について考察する。本講義では、英語・日本語の実証的なアプローチの論文を輪読する。中小企業金融は情報の非対称性が大きく、また規模の経済性という点からも資金調達が困難になりやすい。そのような状況下での中小企業金融の公共政策に関する実証的な論文作成演習の基礎を行う。本演習では、多くの英語・日本語の論文を輪読し、実証的なアプローチの論文の作成準備を行う。情報通信技術や輸送管理技術の発達、さらにはグローバルスタンダードの進展により、世界全体が単一市場としての性格を持ちつつある。これはグローバリゼーション(国際社会と経済の地球規模化)と呼ばれ、低価格高品質な商品が広く流通し、繁栄する経済社会の礎となっている。しかし、グローバリゼーションの急速な進展や、経済成長を遂げたBRICs諸国との競争に直面している現状は、各国の産業構造を変質させ、深刻な失業問題や経済的な混乱も生み出している。国際経済論では、国際貿易の基礎理論を学び、現実の国際経済を理論的に捉える能力の獲得を目指し、各国の貿易品目や産業構成にどのような変化が生ずるかを研究する。グローバリゼーションの進展は、国際市場における産業の寡占化や、活発に行われている自由貿易協定(FTA)などの地域限定的な貿易協定や、TPP(環太平洋経済連帯協定)の成立を促している。世界的な貿易関係の深化による各国経済の緊密化は、かつては考えられなかった問題を数多く引き起こしている。また、深刻化する環境問題においては越境汚染の問題等もあり、他国の状況は自国の経済構造に対しても影響を与える。国際経済論演習では、不完全競争下での貿易理論に関する論文を中心として輪読する。また、受講者各自が興味を持つ国の産業組織と国際貿易の実情について、主題を定めて分析をしてもらうことを目標とする。ミクロ経済学特論演習Ⅲ公共政策論A・B公共政策論演習Ⅰ・Ⅱ公共政策論演習Ⅲ国際経済論A・B国際経済論演習Ⅰ・Ⅱ国際経済論演習Ⅲ講義内容

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