大学院案内
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2・2単位数2・2専攻授業科目・担当教員2・22・2国際教育文化専攻(教育文化)2・22・22・2※2024年度開講科目については、変更する場合があります。准教授‌浦和 博子准教授‌梶山 裕二准教授‌村田 睦美教授‌稲垣 良介教授‌篠原 清昭教授‌秋山 晶則〈単位数について〉○○特論Ⅰ・ⅡⅠの単位数Ⅱの単位数20生命現象の解析が驚異的な速さで進む現代において、生物学は工学的分野に加え、農業、経済、歴史などの多くの分野に影響を与えるようになった。また「持続可能な開発目標」などに適切に対処するためにも、現代の生物学の知識と科学的考え方が私たちひとりひとりに必要となっている。各人の必要に応じた生物学的世界観をつくれるよう、生命科学の基礎を学ぶ。本講義では、まず様々な物理現象のうち、力学・熱力学・電磁気学を中心とした内容について、特に物理教育の上で正確な理解が必要である空気抵抗、転がり摩擦、エントロピー、電気伝導の仕組みなどの事柄について講義を行い、物理教育への応用を議論する。次に自然界が持つ対称性について講義を行う。特に、系が対称性を持つとそれに対応した保存則が存在するというネーターの定理や、電磁気学におけるゲージ対称性を理解することを目標として講義を行う。音楽は、世界のあらゆる民族、時代に存在する。それらは固有の様相をもちながら、時代や社会の変遷に伴って、その姿を変え伝承されてきた。音楽観も実に多様である。このようなことから、音楽という現象を通して文化や歴史の一端を垣間見ることができる。本講義では、日本や世界の諸民族の音楽をはじめ、クラシック音楽、あるいは今日私たちの周りにあふれている様々な音楽にも眼を向け、音楽をその背景にある諸要素と関連させながら音楽の様相を捉えていく。それを通して、音楽の機能や音楽に託されたことを考察すると共に、音楽が人々に与える影響についても考えていきたい。そこから、これからの国際化の時代に、音楽が貢献しうるものを追究していく。学校体育には、子どもたちが生涯にわたって明るく豊かな生活を営むための礎となることが期待される。授業を設計する際には、何のために、何を、どのように行うかを検討することが肝要となる。本講義では、主に体育・保健体育科教育に関連する資料等を基に既知の体育学に関する知見を学修するとともに、現代社会における体育・スポーツ・健康に関する課題を明らかにする。また、課題を解決したり現状を改善したりするための教育内容及び方法を考察する。教育行政及び学校経営に関する制度について概説するとともに(Ⅰ)、その実態を検証し問題点を明らかにし(Ⅱ)、今後の教育改革・学校改革のための理論と方法を考えてもらう。必要により事例調査(訪問調査、オンライン調査など)を課し、実態の検証と問題点の抽出を重視する。なお、Ⅱに関しては受講生のニーズに応じて課題を設定する。人と自然の関係史について具体的に理解するとともに、史料読解力を身に付け、史料批判の方法を学ぶことが目標となる。17世紀、列島社会は「大開発の時代」を迎えるが、それは、生きるための自然改造が、新たな矛盾や困難を生み出すという、人と自然の関係のあり方を根底的に問い直す時代の到来でもあった。こうした事態に、人々はどのように対応したのか。東海地域における近世・近代の自然災害に関わる史料を読み解きながら、自然改造にともなう災害と地域社会の対応を明らかにし、当該期の環境面からみた文化の特質とその変容について検討する。生物学特論Ⅰ・Ⅱ物理学特論Ⅰ・Ⅱ音楽特論Ⅰ・Ⅱ体育学特論Ⅰ・Ⅱ教育行政・経営特論Ⅰ・Ⅱ日本史特論Ⅰ・Ⅱ講義内容

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