大学院案内
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2・2単位数2・2専攻授業科目・担当教員2・22・2国際教育文化専攻(教育文化)2・22・22・2※2024年度開講科目については、変更する場合があります。教授‌川上 紳一准教授‌宮本 賢二朗教授‌小栗 和雄准教授‌木戸浦 豊和教授‌福田 茂隆教授‌鈴木 明裕〈単位数について〉○○特論Ⅰ・ⅡⅠの単位数Ⅱの単位数19近代科学はどのように始まり発展してきたか。19世紀以降の科学史を調べると、科学の発展には革命的な進歩があった時期がみられる。地球科学では、プレートテクトニクス革命、恐竜絶滅の天体衝突説、スノーボール・アース仮説などがその例である。科学の方法論、科学的発見のパターンを踏まえ、科学リテラシーとはなにか。科学教育はいかにあるべきかを考察する。また、探究学習のあり方について、具体的事例を体験しつつ、科学教育論を深めていく。さらに、地球の歴史からの視点で、持続可能な発展のための教育(ESD)のあり方を考察する。本講義では、音楽を、教育学的・社会教育学・異文化理解的に、様々な観点から捉え、音楽と人間・社会との関わりを考察していく。音楽を学ぶこと、音楽活動を行うことが、児童生徒の発達にとってどのような影響を及ぼすのか、器楽・オーケストラ教育プロジェクトを例に認知的、教育学的な視点から探る。また音楽を社会的・人間的なメッセージを伝える総合的メディアとして捉える。古代ギリシャの歌、モーツァルト、プッチーニのオペラ作品、「レ・ミゼラブル」などのミュージカル作品を鑑賞し、作品に表された時代背景、問題提起、絶望と希望・・・精緻に描かれた人間の諸相・本質を追究していく。音楽・舞台芸術の最高傑作の数々について考察・ディスカッションすることで、芸術がもたらす共感と感動の本質を理解し、その感動に裏付けられた理解が、「生きた知識」として生涯にわたり教育・研究の原動力となり、さらには人間性に溢れた教育活動を支えるものとなる学びを目指す。「健康は富に優る」と言われるが、社会環境や家庭生活の変化に伴って小児の健康は大きく損なわれている。肥満、痩せ、アレルギー、運動不足、体力低下、睡眠不足、多動性障害、夜型生活など、配慮しなければならない小児の健康領域はかなり広い範囲にわたっており、個人差も大きい。換言すれば、こうした社会状況は小児の健康を教育する者が果たす役割が極めて大きいことを示している。本授業の目標は、受講者自身が小児の健康をキーワードとした社会的事象を調査し、科学的根拠に基づいた検討を加えることで学校における健康教育の果たす役割や健康指導・管理のあり方について考察することである。本授業は、近代の日本文学を代表する小説家・芥川龍之介(1892~1927)の短篇小説を、日本語の原文と英語による翻訳とを対比しながら読むことによって、日本語の文芸表現の特徴や固有性を検討・考察することを目的とする。アメリカの日本文学研究者ジェイ・ルービンが翻訳した『芥川龍之介短篇集』収録の短篇を2~3週に1篇の割合で講読する。数学の本質である数について学ぶ。数についての構造や抽象性を理解すると共に、数学に現れる抽象的な概念をより深く考え理解する。この事により現代の数学がどの様に成立しているかを学ぶ。抽象性を理解する過程で色々な問題を解くことにより理解を深める。また自分から問題をみつけ解決する力を養う。算数を子どもに教える目的を知り、その目的を達成するためにどのような指導内容をどのように指導したらよいかを追究し、授業が真に目的を達成したかを評価できるようになることを目指す。そのために、特論Ⅰにおいては、主に算数教育の目的論や総論に関する論文資料を講読し、それをもとに議論を行う。特論Ⅱにおいては、教材に着目して算数の各領域ごとに内容を取り扱うとともにその背景を探り、追究していく。科学教育特論Ⅰ・Ⅱ音楽教育特論Ⅰ・Ⅱ健康教育特論Ⅰ・Ⅱ国文学特論Ⅰ・Ⅱ数学特論Ⅰ・Ⅱ算数特論Ⅰ・Ⅱ講義内容

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